アウトドアーブームから流行したジャケットとは

アウトドアーブームが起こって久しいが、一般人にとってアウトドアは、夏に涼しい高原でキャンプをしたり、気候のいい季節に山歩きを楽しむもの、という感覚かおる。ところが、アウトドアーブームがひきがねとなって、大々的にヒットした冬物のジャケットかおることをご存じだろうか。

1970年代、アメリカでアウトドアーブームが起きたときのこと。なにごともとことん凝ってしまうお国柄のせいか、本格的なアウトドアを楽しむ人が多く、当然、気温のかわりやすい山や湖でも自分のからだを温かく包んでくれる、保温性の高い服が望まれた。

そこで一躍脚光を浴びたのが、羽毛、それもフェザーではなく、ダウンだけをジャケットの中にぎっしりと詰めこんだ、非常に温かくて、しかも軽いダウンジャケットだった。

アメリカでは、いまでもダウン・ベストとともに人気の高い衣類のひとつだが、そのアメリカ人がイチ押しするのが、マーモット社のダウンージャケット。

マーモット社は、登山用品の専門メーカーで、シンプルなデザインでありながら、機能性を重視したいろいろな工夫がほどこされ、山男でなくてもファンが多い。

たとえば、すきま風が入らないように、大きめにつくられたフェイスーガードや、たくさん小物を入れられるようになった大型のポケットあり、さらにハンドーウォーマー部分には、これでもか、という具合にたっぶりのダウンがギュウギュウ詰めになっていたりと、数え上げればきりがない。

このマーモット社のダウンージャケットは、ダウンジャケット界の定番中の定番なのだが、日本には輸入されていないため、買い求めることはできない。そう聞くと、ぜひとも欲しくなるのが人情というもの。アメリカ旅行の際に、買い求めるべき。ただし、軽いけれどかさばるので、できれば、冬のアメリカ旅行中に現地調達するのが、賢いやり方だろう。